ツールやサービスの使い方記事で押さえたい基本構成とは?
Webサイトに掲載する記事コンテンツにも様々な種類があります。
中には、自社がリリースしているツールやサービスの使い方を紹介する記事を作成したいと考える方もいるでしょう。
ツールやサービスの使い方記事は、単に手順を紹介するだけでなく、読者が抱える悩み・課題に対して順を追って説明していくことが大切です。
そこで今回は、ツールやサービスの使い方記事で押さえたい、基本構成や書き方のコツ、作成するメリットなどを解説します。
ツールやサービスの使い方記事についてどのように作成すればいいか迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
ツールやサービスの使い方記事を作成するメリット
自社で開発したツールや提供するサービスの使い方について紹介する記事を作成すると、様々なメリットが得られます。
具体的にどのようなメリットがあるのか、解説していきましょう。
検索結果の上位表示を狙いやすい
使い方記事のメリットとして、まず検索結果の上位表示を狙いやすい点が挙げられます。
使い方記事はニュース記事や商品紹介記事などに比べて競合が比較的少ない傾向にあります。
特に専門的な技術や知識、自社のツールやサービスだからこそ活用できるポイントなどをまとめた記事は評価されやすく、検索結果の上位に表示されやすくなります。
さらに、使い方記事はユーザーの検索意図が明確であり、記事の方向性を定めやすいというメリットもあります。
「ユーザーが知りたいこと=使用する手順・使い方」になるため、ユーザーの疑問に対して的確に回答する記事を作成でき、さらに検索エンジンからの評価も向上しやすいです。
質の高いリードの獲得・育成がしやすい
ツールやサービスの使い方記事にアクセスするユーザーは、そのツール・サービスについて具体的な課題を抱えているケースが多く、質の高いリードの獲得にもつながります。
実際に使い方記事を読んだことで疑問や課題が解決すれば、そのまま購入・成約につながる可能性も高いでしょう。
また、使い方記事は質の高いリードを集めるためだけでなく、育成(リードナーチャリング)を行うことも可能です。
使い方記事によって専門的な知識・技術を持つことをアピールし、信頼関係を構築してから営業をかけることで成約率も高まるでしょう。
ブランドとしての価値が向上する
ツールやサービスについて詳しい使い方記事を継続して発信すれば、その分野・カテゴリにおける専門性や信頼性が高まります。
「このサイトの記事を読めば問題は解決する」というイメージが定着することで、何度もアクセスしてくれるユーザーを増やすことができ、ブランド価値も向上します。
ブランドの価値は単なる知名度とは異なり、商品・サービスの魅力や満足度を表すものです。
ブランド価値が向上すれば強い愛着と信頼を持つロイヤルカスタマーが増えたり、ブランドそのものが評価対象となるため競合他社との価格競争に巻き込まれにくくなったりします。
サイト全体の検索評価が向上する
ツールやサービスごとに使い方記事を作成し、それぞれが検索エンジンに高い評価を受けた場合、その記事が掲載されているサイトの検索評価が向上します。
サイト全体の検索評価が高まれば、これから新規で投稿する記事も最初から上位表示されやすくなるでしょう。
また、サイト全体の評価が高いと、使い方記事だけでなくツールやサービスを紹介するページや会社概要が記載されたページなどの検索順位も高まります。
さらに、企業名やツール・サービス名で検索された場合に自社サイトの上位表示につながりやすくなります。
■使い方記事に適した構成パターン
使い方記事の基本構成を考える上で、複数の構成パターンの中から適したものを選ぶのがおすすめです。
ここでは、使い方記事に合う構成パターンを3つ紹介します。
PREP型
PREP型とは、「PREP法」を用いた構成パターンです。
PREP法は「結論(Point)→理由(Reason)→具体例(Example)→結論(Point)」の順序で情報を伝えるフレームワークになります。
冒頭と最後に結論を持ってくることで要点が伝わりやすく、論理構成も明確になります。
また、結論と理由を紐づけ、具体例によって補強する流れは、文章の説得力が増して納得を得やすくなるでしょう。
検索ユーザーは基本的に結論だけ知りたいと考える人も多いことから、一般的な記事構成とも言えます。
使い方記事においても、まずは結論としてツールやサービスの使い方を説明し、その後なぜそうなるか理論や根拠を解説します。
この使い方による具体例や成功データも盛り込み、最後に結論を再度提示することで、印象に残りやすく理解も早まるのです。
問題解決型
問題解決型は、読者が抱える問題・課題に対して、具体的な解決策を提案する記事になります。
まずはユーザーが抱える悩みや実際に起きている問題の原因などを整理した上で、解決策を提示します。
最初に悩みや原因を説明することで、ユーザーは共感を得ることができ、そのまま記事を読み進めてもらいやすくなるのがメリットです。
問題解決型の構成としては、まず悩みや問題を提起し、その悩み・問題の原因や背景を説明します。
次に、解決策としてツールやサービスの使い方を説明し、行動を促す文章で記事を締めます。
なお、使い方を説明した後に事例や体験談などを含めると、より共感性の高い記事にすることが可能です。
時系列型
時系列型は、1つの行動に対して手順やプロセスを説明し、順番通りに進めることで実践につなげることもできる構成です。
時系列に沿って順番にプロセスを紹介することから、ツールやサービスの使い方記事とも相性が良いと言えます。
時系列型で使い方記事を作成する場合は、ユーザーが順序を追いやすくなるように、リストや見出しをうまく活用することが大切です。
また、注意点は1つの見出しにまとめて説明するよりも、各手順でそれぞれ注意点を記載した方が実践しやすい記事になります。
時系列型の基本構成は、まず準備すべきものや前提条件などを説明し、ステップごとに見出しを分けて使い方を解説していきます。
使い方記事を作成する時のポイント
ツールやサービスの使い方記事を作成する上で、いくつか押さえておきたいポイントがあります。
ここで、記事作成時のポイントを解説していきます。
使い方記事の目的・ターゲット層を明確にする
まず重要となるのは、使い方記事の目的とターゲット層を明確にすることです。
使い方記事は「ツールやサービスの使い方を説明する」が大きな目的となりますが、さらに「使い方を説明することでどのような効果を得たいのか」までを目的に設定することで、記事に取り入れるべき内容や方向性が定まってきます。
また、誰に向けた使い方記事なのかも決めておきましょう。
ターゲットを明確にする際には、年齢や性別、職業、趣味、解決したい課題や関心事を考慮する必要があります。
例えば10代・20代の若い世代がターゲットになる場合はカジュアルで親しみやすいトーンの文章、30代以上がターゲットとなる場合は、専門的かつフォーマルなビジネス向けのトーンを文章に取り入れていきます。
見出しと本文の内容を一致させる
見出しと本文の内容が一致していないと、読んでいる人は結局何が言いたかったのかを理解できず、そのまま離脱する恐れがあります。
見出しは基本的に本文を要約した1文、もしくは質問にして本文でその答えを書くのが基本です。
また、見出しを見るだけで、本文にどんな内容の文章が書かれているかわかるようにすることも大切です。
間違った情報を記載していないか必ず確認する
使い方記事は、ツールやサービスの使い方に疑問を持つユーザーが訪れ、記事を読んで実際に使えるようになるために作成するのが基本です。
万が一間違った情報を掲載したり、信ぴょう性に欠けることを書いたりすると、ユーザーからの信頼性が失われ、ブランド自体の価値も低下する可能性があります。
そのため、使い方記事を作成する際は「実際にこの記事を読んでツール・サービスを利用する人がいる」ことを念頭に置きつつ、丁寧に記事を作成し、最後は必ず間違った情報を記載していないことを確認しましょう。
具体的な数字を用いる
使い方記事の説得力を向上させるためには、具体的な数字を用いるのがおすすめです。
例えば、「多くの人が使っています」と書くよりも、「80%以上の人が使っています」と書いた方が、ユーザーはイメージがしやすくなり記事の説得力が増します。
逆に推測や曖昧な表現ばかり使ってしまうと、信ぴょう性が失われてしまい、ユーザーの離脱率を高めてしまうので注意が必要です。
自社で実施したアンケート調査の結果や論文を引用するなど、具体的な数字を用いて納得感のある使い方記事を目指しましょう。
画像や図解、動画などを取り入れる
ツールやサービスの使い方を文章だけで説明することも可能ですが、画像や図解、動画などを用いると、ユーザーもよりイメージしやすくなり、検索エンジンからも評価されやすくなります。
特に使い方の手順を説明している際には、各ステップでスクショや実際に行っている工程の写真を掲載すると、理解度も深まります。
さらに、画像よりも動画は流れで使い方を確認できるため、より使い方もわかりやすくなるでしょう。
また、動画だと視聴してもらうことで記事の滞在時間も伸びるため、SEO対策としても有効です。
今回は、ツールやサービスの使い方記事で押さえたい、基本構成や書き方のコツ、作成するメリットなどを解説してきました。
使い方記事は実用的なコンテンツであり、丁寧に作成することで検索エンジンからも高評価を受けやすい記事です。
具体的かつ実践的な内容を取り入れることで、強い信頼関係の構築につながります。
情報の正確性などに配慮しつつ、ユーザーにとって役立つ使い方記事を作成してみましょう。